放射線科

わたしたちは

  • 明るい笑顔
  • 分かりやすい説明
  • 苦痛の少ない検査

を心がけています。

不安な点、疑問点などがございましたら、なんなりとご相談ください。決して遠慮なさらずにお聞かせくださいね。

当院では、一般撮影、ポータブル撮影、CT撮影、エックス線透視、骨密度測定を行うことができ、診断を助ける様々な画像を提供しております。

一般撮影

エックス線が硬い物質を通しにくいことを利用して、肺の影を写し出します。肺は黒く、骨は白く写ります。肺や骨の診断が得意な検査です。

2006年8月より撮影方式がデジタルになり、画像処理を行うことや、より診断価値のある写真を提供することができるようになりました。

ポータブル撮影

撮影室までお越しいただくことが困難な患者さんには、病室でのエックス線撮影を行っております。

CT撮影

一般撮影では写し出すことのできない骨に囲まれた脳の様子や、肺の影を空間的に診断することが可能です。ベッドに仰向けになり、ドーナツ状の機械に体をいれて撮影します。痛いことはございません。検査時間は5分程度です。

また血管内に造影剤を入れながら撮影すると、血管の存在が明らかになり情報量を増やすことができます。(まれに造影剤が体に合わないことがあります。喘息、アレルギーのある方はその傾向があり造影検査ができない場合があります。仮に副作用が起こった場合でも熟練したスタッフが対応いたします。検査後、造影剤は通常一日で尿として体外に出ます。)

最新型全身用コンピュータ断層撮影装置が入りました! (PDF 3MB)

エックス線透視

動画で動きを見ながら、カテーテルを目的部位まで進めるといった検査ができます。それから、臓器や骨格の動き方、造影剤を使うことにより、食べ物を飲み込む様子なども見ることができますよ。

骨密度測定

骨粗しょう症の早期発見ができます。超音波を使って、踵の骨で測ります。2分程度で終わる検査です。骨密度が低いと、転んだりした際、骨折する可能性があるといえます。あなたの骨年齢は何歳か調べてみてはいかがでしょうか。

Q&A 放射線ってあぶなくないの?

放射線(エックス線)とは

エックス線は、テレビやFM放送に使われている電波と同じ電磁波の一種です。電磁波には、虹に代表される可視光線のように眼に見えるものもあります。赤色より波長が長いものを赤外線、紫色より波長が短いものを紫外線というように、波長によって呼び名が違います。エックス線はその中で特に波長の短いものです。一般的に放射線と言うのはエックス線のように、空間や物質を透過し、エネルギーを伝える能力があるものを言います。

放射線を浴びると

放射線(エックス線)を浴びると必ず悪い影響が起こるわけではありません。もっとも低い線量で現れるものとしては胎児への影響とがんがありますが、検査で使用する放射線の量※は、それらの影響が出るといわれている量よりもはるかに少ない量を使用しています。そして必要な場所のみに必要最低限のエックス線量で検査を行っています。心配なさるようでしたら、遠慮なく検査に使用した線量を、私どもにご確認ください。分かる範囲でお答えします。

【メモ】 ※検査に使われる放射線量
胸部エックス線写真を一枚撮られると浴びる放射線は0.05ミリシーベルト、胸部CTだと8ミリシーベルトという量です。放射線の大小をあらわす単位としてシーベルトというものがあります。1シーベルトはかなり大きな量なので1シーベルトの1/1000のミリシーベルトや1/1000000のマイクロシーベルトがよく使われます。

胎児への影響

がん以外で、浴びた人間に何らかの影響がおこるしきい線量(安全と危険の境界値)は、100ミリシーベルト※という量です。これより少なければ、放射線による障害は起こりえないといえます。これは胎児(妊婦の腹部)が器官形成期に、この量を浴びた場合、もしかしたら胎児に奇形が起こる可能性があるといわれる放射線量です。浴びたら必ず起こるというわけではありません。(もちろん胎児への影響は男性や、妊娠する意思がない女性には関係がありません)。

【メモ】各臓器・組織の確定的影響のしきい線量

組織臓器 影響 被ばく線量(ミリシーベルト)
生殖腺
(女性)
一時不妊 650~1,500
永久不妊 2,500~6,000
生殖腺
(男性)
一時不妊 150
永久不妊 3,500~6,000
水晶体 白内障 2,000~10,000
水晶体混濁 500~2,000
骨髄 造血能低下 500
胎児 流産(受精~15日) ※100
形態異常(受精後2~8週) ※100
精神発達遅滞(受精後8~15週) 120

がん

もうひとつの影響はがんです。特に放射線感受性が高い骨髄への被ばくで、白血病を誘発することがあります。放射線は浴びた放射線量に比例して、がんになる可能性が高まりますが、多くの発がんの要因※のひとつにすぎません。放射線によってがんになるリスクはとても小さく、バランスのとれた食事や禁煙を心がけるほうがうんとがんを予防するのに効果があるといえます。実際、広島、長崎の原爆被爆者の疫学調査で、200ミリシーベルト以下の低線量被爆のグループの中で、統計的に有意な白血病の増加は認められておらず、200ミリシーベルト以下の線量では、X線検査の被ばくによる白血病の発生を心配することはありません。

【メモ】 ※人の発がんの要因
食物・栄養35%、タバコ30%、感染および不明13%、生殖および性習慣7%、アルコール3%、放射線・日光3%、環境汚染2%、医薬品・医療1%、食物添加物1%、工業生産物1%(リチャード・ドルらによる見積もり、1981)

放射線管理

放射線科では、患者さんにとって有益な情報が得られることを前提に検査を行っておりますので、放射線を浴びたことばかりにとらわれることのないように。ちなみに入院中、同室の患者さんがポータブル撮影を受け、同時に自分にも放射線があたってるのではないかと心配される患者さん、ご家族様もいらっしゃると思いますが、腹部撮影一回あたり、同室の患者さんに当たるエックス線の量は、2.8m離れていれば0. 24マイクロシーベルト、一年当たりの自然放射線※2.4ミリシーベルトの1/10000になり、仮に1万回行われたとしても、健康に影響を及ぼさない量だというのがお解りになると思います。このように、大切なのは放射線を浴びないことではなく、障害が起こる線量を超えないように管理することです。また「病棟ポータブル撮影時散乱線マップ」等、分かりやすい資料を用いて、入院患者さんやご家族および病棟スタッフにも知識共有をしております。

我々診療放射線技師は、放射線の専門家としてみなさんの健康を手助けしたいと考えております。

【メモ】 自然放射線 検査を受けなくても、わたしたちは日常生活で、気づかないうちに常に宇宙からや大地、食物等から放射線を体に受けています。ごく少量ですが体内にも放射線物質が存在します。(ちなみに東京-ニューヨーク間を飛行機で往復すると0.19ミリシーベルト被ばくします。これは宇宙からの放射線が上空にいくほど高くなるからです。)

病棟ポータブル撮影時散乱線マップ (PDF 11MB)

参考文献
放射線のABC / 社団法人 / 日本アイソトープ協会著 医療被ばく説明マニュアル / 日本放射線技師会出版

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